Vintage Maniacs Hysteric PAFに交換
不動のメインギターである私のシグネチャーモデルのP.Uを交換しました。
交換といっても、少しにメンテをしたときにP.U等諸々を外して抜け殻状態になっていたんですけど笑
トグルスイッチはゆるゆる、ポットはノイズと接触不良など色々電装関係にガタが来ていたので交換し、Vintage ManiacsさんにオーダーしていたP.Uが完成するのを待っていたという具合です。
今回オーダーしたのはお気に入りのHysteric PAF。
カバードは基本的にはないのでオープンの状態ですが、ボビンの色やエイジド加工の有無、出力の指定などが選べ、アップチャージなしでオーダーできるのが素敵ですね。
私のオーダー内容は、リバースゼブラ(ポールピース側が白)、エイジド加工無し、リアが8.0kΩ、フロントが7.5kΩといった具合です。
今回納期は3カ月弱でしたが、経験上タイミングが合えば1か月ほどで出来上がることもありました。
手持ちの配線がそんなに素直な物がなかったので、いつかはやり直したいと思いますが一先ず配線完了。
今までは何となく重いテールピースを使っていたのですが、元々サスティンがあるギターですし少し音に軽やかさを出したかったのでアルミに変更。
小さい音でしか鳴らしていませんが、結果は上々といったところです。
Hysteric PAFはニュアンスがとても出しやすくレスポンスも早いため、弾きにくいという方もいるかもしれません。
ただ、慣れてしまうと手放せません。
Hysteric PAFのレスポンスとかが基準になるので、それ以上を求めるとオリジナルPAFくらいしかないのでは?
基本的にほとんどのギターに載せているくらいお気に入りです。
出力を高めだったり極端に低めだったりでいくつもオーダーしてきましたが、個人的には低めの出力でセットしてあげるのが好みですね。
歪ませても音が潰れないので、フロントで弾いても音が団子にならなずクリアーに発音します。
ただ、注意したいのはギターの持っている音をそのまま味付けせずにアウトプットしてくるので、へぼいギターに載せるとへぼい音が出ます笑
逆にしっかりとした良い個体に合わせると、ビンテージのようなダブルトーンもしっかり拾います。
ちなみに私のモデルのレスポールは
指板:ハカランダ
トップ:5Aメイプル
といった感じです。
特殊なボディ構造なのでGibsonのレスポールみたいな音ではなく、もっとストレートでハイファイなトーンです。
ダブルトーンはもちろん出ません笑
Hysteric PAFで音を拾うと表面の滑らかで艶やかな音が出てくるので、これがこのギターの個性なんでしょうね。
あ、ダブルトーンは出ませんが、ビンテージPAFのような「キュッキュ」とか「コキュ」とか、そういった音はしっかり出ますよ。
いわゆる往年のGibsonのニュアンス。
今まで色々試した中で一番「あ~これだよね、GibsonのPAFって」と思えるP.Uだと思います。
ハンドメイドPAF系の中でもお値段も安く手が届きやすいので、一度お試しいただければ。
このP.Uの良さをもっともっと広めたいですね笑