Gibson Historic Collection 1954 Les Paul Gold Top 2003
コロナ禍で飲みにも行けないし、遊びにも行けないしで制限だらけですよね。
そんな状態でストレスが溜まり、気がついたら2か月位でヒスコレを3本も買っていました汗
ヒスコレと言えばここ最近のはチューブレストラスロッドとかハイドグルー接着とかオリジナルに近づけた仕様が凄いですね。
ネックの鳴り方とかそういう部分は本当にいいと思います。
ただ木材の質がどうしても落ちているようで、音の深みが足りないというか、見た目と音と値段が釣り合わないというか。True Historicとかでも色の薄いローズウッドが目立ち、マホガニーも目の粗い白っぽいやつでしたし汗
今年から始まったMurphy Labなどで出てくるレスポールは比較的黒くて良いローズが使われているようで、CITESによる規制の緩和が影響しているんでしょう。
ヒスコレの所謂当たり年と言われているのが1999年と2003年でしょうか。
1999年はヒスコレ発足以来で大きな仕様変更があり、従来よりも薄い塗装、パーツ取り付け位置のリファイン、より豪華な木材だったりで今でも高い相場を維持しています。
続く2003年は1999年の使用から再びマイナーチェンジがあった年でよりビンテージに近づき、初期にはブラジリアンローズウッド指板の採用だったり、ハードメイプルトップだったりとGibsonのヒスコレの歴史の中でもかなり気合の入ったラインナップだったようです。BZF物は3桁万円を超すなどこちらも価格の上昇が止まりません。
さて、今回私が買った1本目は1954ゴールドトップの2003年製。
ヒスコレのレスポールでもゴールドトップは生産本数が少ないらしく、その中でも最も少ないのが1954モデルです。
滅多に中古市場に出てこないので、楽器店の新着情報で見つけて気がついたら注文していました笑
使用頻度が低かったようでフレットの減りはほぼなし、小さい打痕が数か所ある程度の極上コンディションです。
今まで見ていた相場と比べると少し高いかなぁと思いましたが、この年代でこの状態でならまぁ妥当かなと。
あとで楽器店から聞いたらキャンセル待ちが相当な数いたようで、運がよかった。
特徴的な模様の入ったマダガスカルローズ指板(楽器店は絶対ハカだと言ってましたw)がお気に入りです。
ネックは極太で、今まで何本もヒスコレを所有してきましたがダントツで太い。
指板だけでなくマホガニーもかなり良いものが使われていて、ネックにはフレイムが出ているくらいです。
Gibsonは2008年辺りでマホガニーの仕入れルートが変更になり、そこから木材の質が・・・という感じみたいですね。
P-90のブリッとした音で枯れた感じも非常にいい感じ。
でも、このギターを買った本当の目的はラップアラウンドテールピースでハムバッカーを載せたレスポールを作ること笑
所謂Oxbloodと同じ仕様のレスポールを自分でも作ろうと。
いつもMod関係をお願いしている工房さんに依頼をしましたが、パーツやらなにやら結構な金額が掛かります汗
納期は約1か月くらいかな。
後戻りできないのでもったいない気もしますが、心を決めて送り出します。