TNDaddyの徒然ギターブログ

ギターにつぎ込んだ金額はいざ知れず、いまだにその額は増える一方です

Fuchs Overdrive Supreme HRM

Kemperもあるんですけど、生アンプも持ってるんです。

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今回はHRMといってODセクションの後に3バンドEQがついて微調整が効くのでより細かいセッティングが出来るアンプとのこと。

 

実はDumble系は4台目でどれもとても素直で扱いやすいイメージでした。

 

が、久々に鳴らしてみて思ったのが

 

「めちゃくちゃ癖が強い」

 

「こういう音が出したい」「こんな音が出るだろうな」というところの近くまではいくんですけど、なかなか近づけない。

 

EQはミニスイッチ、通常の3BandEQとパッと見はシンプルですがPuch/Pullになっていたり多機能でなかなか掴みどころがないんですよね、

 

ミニスイッチ一つ動かすだけでEQ含め全てが影響される感じ。

 

自分の腕がついてきていないというのもあるんですけど、自分がこのアンプに求める音に近づくようにセッティングするのではなく、アンプに導かれる感じがするんです。

 

ただ癖が強すぎて導き方が凄く雑。

 

クリーンの音は癖のない非常に素直なトーンなのに対し、ドライブモードの癖が凄い笑

 

クリーンの音をベースに歪みが乗っかっているので立ち上がりなどは非常に速く、そこまで深く歪んだ感じがしないのに驚異的なサスティンだったりと、ハイゲインアンプを多用してきた人からすると感覚と出音のズレが大きいです。

 

ハードロックというよりは所謂ブラウンサウンドくらいまでが限界っぽい感じ。それ以上の音を出そうとすると別のエフェクターを使用した方がよさそうですね。

 

50wのアンプですがとんでもなく音が大きいので、ある程度音量を稼げれる環境で使用すればもう少し明確にスイートスポットが見つかるかもしれません。

 

深く歪んでズンズンギンギンさせるのではなく、クリーンでもドライブでもあくまでギターの音を忠実にというのが前面に押し出された音色なのでMateus Asatoとかが弾いてそうな印象笑

 

少しプッシュしてくれるようなブースターとか、そういったのと合わせれば上記のような玄人好みなトーンを奏でるいい武器になると思いますし、直接プラグインの状態でも自身のギターの腕を磨くのには凄くいいアンプだと思います。