Momose MST1-STD/J レビュー
正統派なシングルコイルのギターが1本は欲しいということでMOMOSEのストラトを購入しました。
見た目は派手過ぎず、アルダーボディ、ローズ指板というくらいで探したんですけど、ストラトって色んなメーカーから色んな種類が出てるんで絞り切れないですよね笑
色々なメーカーのレビューなどでピンとくるものの中で選んだのがこいつです。
仕様が明らかにレギュラーラインナップと違うのでオーダーモデルだと思います。
ボディはアルダーと一般的ですが本機は貴重な1ピースアルダー、指板も真っ黒なハカランダ指板で、塗装はフルラッカー塗装です。
指板があたかも黒い蛇が指板の中にいるような、それくらい動きのある素晴らしい材が使われています。
ビンテージホワイトにべっ甲柄のピックガードがまた落ち着いた雰囲気を出しつつ安っぽさも感じないのがGoodですね。
ペグはマグナムロックですからチューニングの狂いも少ないですし、何より弦交換が楽ですね。
P.UはオリジナルのTWINGというシリーズが載っているようですが、ストラトらしい音域がしっかりカバーされています。
デフォルトでリアP.Uにトーンが配線されているので耳に痛くならず逆に太さが追加される感覚で個人的にはとても好印象でした。
こんなにいい音がするならもっと早く買っておけばよかったと少し後悔するくらい素晴らしい1本だと思います。
少しでも気に入らない部分があればすぐに弄ろうと思ったのですが、逆にここまで良いなら更に良くなるようにModしたいと思っちゃいますね(結局w)
今のところの構成はJames Tylerのギターに搭載されているのと同じMid Boost回路を搭載し、バッファーとブーストのOn/Offをプッシュタイプのスイッチで切り替える感じ。
クラプトンモデルの感じではなくて、リッチーサンボラモデルにイメージは近いかな。
回路自体をノイズレスでバイパスすることは難しそうなので、ブーストさせない時はバッファーのみ通ることでシングルコイルで拾いやすいノイズに強くする方向に良ければいいかな。
いい具合のスイッチを探すところから始めなければいけませんが、見つかり次第手を加えていこうと思います。